どんな仕事がある?

京都で働くならコレ

どんな仕事が多い?

京都の産業別出荷量をみてみると、卸売・小売業が最も多く、時点で宿泊・飲食サービス業、製造業となっています。伝統産業、地場産業だけではなく、アジアとの物流も強いという特徴があります。また国内外問わずに観光客が多いということから、宿泊・飲食サービス業は求人需要が非常に高い傾向にあります。特に近年は外国人観光客が増えてきているので、外国語を話すことができる人材が多く求められている傾向にあります。近々のトピックで言うと2020年の東京オリンピックがあるので、これをきっかけに日本の文化や歴史を外国の方に伝える役割を担う人材が求められています。

これからは介護職に注目

日本全体で少子高齢化が進んでいる状況ですが、京都は2005年から人口が減少傾向にあり、2017年の時点では人口が約260万人となっており、この半数以上は中心都市である京都市に集中しています。高齢者の人口は70万人超で、京都の総人口のうち27.5%ほどを占めています。京都は関西の中でも特に高齢化が進んでいる地域で、65歳以上の高齢者のうち要支援・要介護認定をうけている人は14.7万人ほどで21%を占めています。これは全国的にみても高い数字で、京都には地域密着型のグループホームや小規模多機能型居宅介護事業所などが多く建設されています。そのため多くの介護施設で人材を求めており、正社員や派遣社員など雇用形態を問わず多くの求人がある状態です。そのため、介護職であれば自分の生活に合わせた雇用形態を選んで働くことができる状況であると言えます。介護職は資格職ではありますが、無資格から始められる仕事もあるので、未経験から転職することも可能となっています。もちろん資格があればその分採用率が上がり待遇アップも期待できますので、介護職としてのスキルを持っている人はそれをそのまま活かしながら転職することが可能です。
平成27年3月には「第6期京都市民長寿すこやかプラン」というものが策定され、団塊世代が後期高齢者となる2025年を見据えた介護・医療・生活支援サービスの推進を図っています。また、一般社団法人京都地域密着型サービス事業所協議会では、京都市内にある地域密着型介護サービス事業所が一体となり利用者へ質の高い介護サービスを満遍なく提供できるように、研修活動や事業所間交流、政策提言などに取り組んでおり、今後も体制の強化を図るとともに介護サービスの充実を目指した取り組みを行っていきます。こういった取り組みが積極的に行われているということもあり、京都では特に介護分野の仕事が転職しやすく、将来性も高いと言えます。これから京都に移住して仕事を探すのであれば、介護職がおすすめです。

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都道府県魅力度ランキングで長い間2位となっている人気の都市「京都」。不動の1位は北海道ですが、実は雇用情勢をみると京都のほうが仕事が多く、移住しやすいという特徴があるのです。