住んでみてから分かる京都の住宅&交通事情
京都の住宅事情~家賃相場~
一言で言うと、京都の家は高いです。一人暮らし用住宅の平均家賃は5万円超です。これは最も高いと言われる東京と比較すると、約7000円低い額であります。
大学が多く学生さんが数多く一人暮らししているため、探せば2~3万円台のアパートも。自分のお財布事情を考慮して、最適な物件を探すことができます。
エリア別で相場を見てみましょう。
京都の住みたい街ランキングで上位に入りやすいエリアを5つピックアップします。
・北山エリア:家賃相場5.2万円
・桂エリア:家賃相場4.5万円
・烏丸御池エリア:家賃相場6.0万円
・烏丸エリア:家賃相場5.9万円
・長岡天神エリア:家賃相場4.7万円
また、ファミリー向け(夫婦・子供2名の家族/築年数20年/2LDK~3LDKを想定)の場合は、京都市内の家賃相場が12,6万円、京丹後市が11.4万円、長岡京市・宇治市が10万円強となります。
上記の金額が毎月の固定費として必要となる住宅費です。その他に、入居時は敷金・礼金と「更新料」が必要となるケースがあります。物件によってこの必要性・金額が変動するので、よく確認するようにしましょう。
京都の車事情~交通手段~
京都に移住して一番驚くのは、その交通事情でしょう。世界有数の観光地でもあるので、タクシーやバスがとても多く、道路は常に混雑しています。広い道路だけでなく幅の狭い道路や一方通行の道路も多い土地です。
特に頭に入れておいた方が良いのは、次の3点。
・いわゆる「碁盤の目」の中には、車ではなるべく入らない
・自転車やバイク、スクーター、車以外の移動手段を持っておくと良い
・市営地下鉄烏丸線、市営地下鉄東西線、阪急京都線など主要駅を通る電車沿線を生活圏にすると便利
碁盤の目は分かりやすいと言われれることが多いですが、慣れるまではとても難しいものです。
住所も一般的な「地名+番地」ではありません。【◯◯(道の交差場所)西入ル下入る】といった表記なのです。これは「◯◯という交差場所から西に入って南に入ったところ」という意味。瞬時に理解できないと、結構キツいのです。
また、京都は四季折々で大きなお祭りがあり、1年中観光客が溢れています。そのため、交通量が多い市内をバスやタクシーが数多く走行。観光客を乗せるため、時間通りに運行させるため、強気の運転をされることがあります。その中を運転することにハードルを感じるようならば、自転車やバイク、スクーター、電車などの移動手段をいつでも使えるようにしておくと良いでしょう。
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