京都に移住してよかったところ

実際に京都へ移住した人が感じる、「移住してよかった」と感じるポイントを紹介していきます。まずは、やはり歴史と文化のある街に住むことができるという魅力があります。完成された文化と、日本人ならば誰もが魅力を感じる歴史が存在します。その土地が持つ歴史や文化というのは、そこに住む人々の誇りにつながります。誇りがあるからこそ、自分の住む街を大切にしながら生活を送ろうという意識が芽生え、街は清潔に保たれ、おもてなしの精神が発揮されます。京都は特に景観に気を使っており、例えばコンビニやファストフードなどは他の地域とは違う色彩で店舗を構えています。世界的なチェーン店であっても、街の誇りを保つために京都の街並みに合わせた実装を施す、これはなかなか他の街でできることではなく、京都にしかない魅力です。

歴史があるという一点だけを見ると、ある意味保守的で閉鎖的な雰囲気があるのだろうかと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ京都は多様性に富んでいます。まず、学生が多いということから、様々な地域から人が集まってきます。さらに海外からの人気も高く、東京・大阪に次いで外国人訪問率が多いのです。多様性を受け入れる土壌があるからこそ、歴史や文化が発展してきたとも言えます。さらに、人口規模も東京と比べて「ちょうどいい」です。都会の人ごみにうんざりしている人も多いでしょう。そういった人からすると、京都の人口規模は「ちょうどいい」のです。

なにより、移住をするにあたって非常に重要なポイントとなる「雇用がある」という点は見逃せません。インフラ面も充実していますし、移住しても安定した生活が望めます。ほかの地域への移住だと、自分があこがれるような生活環境があっても雇用が安定していないといったケースが考えられます。そういった心配がないというのは非常に大きなメリットです。

人間の生活には「衣食住」が欠かせませんが、そのなかでも「食」に関しては特に洗練されています。良い食材と、それを活かすクオリティが京都にはあります。和食に限らず、エスニックなど多様なジャンルの料理を楽しむことができます。京野菜やおばんざいなど、ここでしか味わうことのできない料理を日ごろから楽しめるというのは嬉しいポイントです。

また、アクセスの良さについても移住した人からは高い評価を得ています。京都に空港はないものの、周辺には関空や伊丹がありますし、関空に関してはLCCも利用できます。新幹線も通っているので、東京に行くのにも苦労しません。